排尿後
スッキリしない
検診で血尿
(自覚症状なし)
尿もれ
尿の勢いが悪い
尿が出にくい
尿をするときに痛み
残尿感
頻尿(トイレが近い、尿の回数が多い)
尿に血がまじる
陰嚢、精巣が腫れた
陰嚢が痛い
おちんちんが腫れた
精液に血がまじる
朝8時から眼科診療
隣接駐車場完備。台数制限や区画の指定ありません
Urology
皆様は泌尿器科についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
ちょっと行きにくい・・
なんだかはずかしい・・
プライバシーが気になる・・
痛いことをされるのでは??
泌尿器科ではまず詳細な問診を行い皆様の不安にお答えいたします。
泌尿器科は多くの領域を扱う診療科です。
おしっこを作るところ(腎臓)からおしっこが出るところ(膀胱・尿道)、
前立腺、精巣、陰茎などを扱う診療科です。
おしっこが近い、おしっこが出にくい、おしっこがもれる、おしっこの際のいたみ、
おしっこに血がまじる、おしっこのがまんができない、などの
尿に関するあらゆるお悩みに対応いたします。
当院では女性医師が診察致します。
女性の患者さんもお気軽にご相談ください。
泌尿器の諸症状に関してこちらで紹介しています。
いずれか該当するものがありましたら、早めの受診をお勧めいたします。
受診された方には症状を伺い、検尿を行った上で診察いたします。
診察の結果必要であれば当院ではレントゲン検査・超音波検査・尿流量検査・膀胱内視鏡検査をおすすめすることがあります。
●検尿にはある程度以上の尿量が必要となりますので、直前でのおトイレは避けていただきますようお願い申し上げます。
●ご相談いただく症状が他科疾患と関連している場合もあります。
加療中、受診中の疾患をお持ちの場合、お薬手帳等なにか資料をお持ちであれば、ご持参のほどお願い申し上げます。
可能です。ただしシッター等はおりませんので落ち着いて診察を受けたい方、じっくり相談されたい方は可能であればお一人でご来院いただくか、ほかのご家族の方の同伴をお願い申し上げます。
大丈夫です。尿に血が混じることがありますので、診察の際にお知らせください。
男性は可能です。自費診療となる場合があります。詳細はお問い合わせください。
女性の方は婦人科診察が必要となりますので、婦人科でのご相談をお願いしております。
尿をするときに痛み、残尿感
最も一般的な病気は膀胱炎です。膀胱に細菌が入ることでおしっこの終わりに痛みや違和感があらわれ、排尿してもまたすぐに行きたくなるといった症状が見られます。
まずは尿の検査で濁りがないか(血尿、膿尿の有無)を確認し、抗生物質で治療をします。また、尿の培養検査を行い、原因となった菌を調べます。
男性では尿道炎や前立腺炎が原因となることもあります。
尿道炎については淋菌やクラミジアといった性感染症の場合もあり、問診で性感染症が疑われる場合には尿の詳しい検査を行います。
これらの他にも、膀胱がんなどの悪性腫瘍や尿道結石なども痛みの原因となる場合があります。まずは受診し、ご相談ください。
排尿後すっきりしない
おしっこの後にすっきりしない、残尿感がある
おしっこを出しきれずに膀胱に残ってしまっている場合と、残っていないのにまだ尿が溜まっている感じがする場合があります。実際に膀胱に尿が残っているかどうかは超音波の検査で調べることができます。
尿を出し切れていない場合は前立腺肥大症など尿の通り道に原因がある可能性が考えられます。尿の通りをよくするお薬や、肥大した前立腺を小さくするお薬で治療します。前立腺の肥大が強い場合には手術が必要になることもあります。
尿が残っていないのに残尿感がある場合は膀胱炎のように細菌の感染などにより炎症が起きている可能性があります。感染があれば抗生物質で治療を行います。
また、はっきりした原因がないのに残尿感が見られることもあります。その場合は抗炎症薬や漢方薬などで治療を行います。
特に残尿感に痛みや出血(血尿)を伴う場合は早めの受診をお勧めします。
尿もれ
一言で尿もれといっても、いくつかの種類があります。
① 切迫性尿失禁
急に強い尿意をもよおし、トイレまで間に合わずにもれてしまうことを言います。水に触ったり、水の音を聞いたりすることであわててトイレへ行くといった方もおられます。尿検査や超音波検査などを行います。前立腺肥大や過活動膀胱などが原因となります。生活習慣の改善や、膀胱をリラックスさせるお薬で治療を行います。
② 腹圧性尿失禁
特に女性に多く見られるタイプの尿もれです。重いものを持ち上げたり、咳やくしゃみをしたときなどお腹に力がかかったときに見られる尿もれです。骨盤底の筋肉が緩むことで起こり、加齢だけでなく出産をきっかけに見られることもあります。
③ 溢流性尿失禁
尿を出せないために、膀胱にたまった尿が少しずつもれ出てしまうのが溢流性尿失禁です。尿を出せなくなる原因としては前立腺肥大症が代表的ですが、その他にも神経の機能低下によることもあります。
④ 機能性尿失禁
排尿機能には異常がないにもかかわらず、身体運動機能の低下や認知機能の障害が原因でおきる尿もれのことを言います。手足が不自由なためトイレまで間に合わない、認知症のためトイレの場所を認識できない、などが見られます。
尿の勢いが悪い、尿が出にくい
尿の勢いが悪くなる原因としては膀胱が尿を押し出す力が弱くなっている(膀胱の収縮障害)場合と尿の通り道が狭くなっている(通過障害)場合があります。
特に男性では前立腺肥大による尿の通過障害が多く、勢いが弱い、排尿に時間がかかる、キレが悪いといった症状をおっしゃる方がいらっしゃいます。
前立腺の大きさは超音波検査で見ることができますし、検査用のトイレで排尿していただくと実際に尿がどれくらいの勢いで出ているのか、どれくらいの量出ているのか、といったことを調べられます。
また血液検査でPSA(前立腺がんの腫瘍マーカー)をチェックする場合もあります。
女性の場合でも神経の障害や加齢、また婦人科疾患などが原因で尿が出づらくなることもあります。
検診で血尿(自覚症状なし)
尿の見た目ではわからないけれど検診などで尿検査をしたときに血尿(尿潜血)が見つかることがあります。
尿潜血は男性より女性に多く見られ、年齢とともに陽性率が上昇します。自覚症状がない場合は生理的なものや良性の疾患など、必ずしも治療が必要なものとは限りません。
ただし、中には腎臓の働きに原因があるものや、腎臓、腎盂尿管、膀胱、前立腺といった尿の通り道に悪性腫瘍が隠れていたりする場合もあります。こういった病気は早期発見が重要ですので、自覚症状がなくても放っておかずに一度泌尿器科へご相談ください。
超音波検査や尿の詳しい検査(尿細胞診検査)など必要に応じて精密検査を行います。